四国 〜おまけ〜         



自転車合宿は昨日で終わりですが、四国に来ておいて、うどんを食べないことには 話になりません。ということで、帰りの列車まで時間があるので、香川まで輪行移動し、うどん巡りと金刀比羅宮参りを してきました。あくまでおまけなので、写真は少ないです・・






まだ夜も明けぬうちに宿をチェックアウト(ちゃんと前日に知らせておきましたよ!)。 高知発6時丁度の特急に乗り込みます。また特急?って、普通列車は時間がかかってしょうがないですし、しかも四国内特急とサンライズの乗継割引があり・・ってなわけです。 自転車も輪行。荷物も宿で送りそびれたので満載です。。
琴平というところで降りました。このあたりに讃岐うどんの名店が散らばっているようです。 といってもかなり広範囲なので、計画的に回る必要があります。
途中のヤマト営業所で荷物を送りまして、さて、早くも一軒目。讃岐うどん好きなら知らない人はいない、 山越うどんです。9時の開店時間ちょうどに着いたのですが、早くも行列が出来ています。
こちらのお店は讃岐うどん初心者?に親切で、注文の仕方などの説明が書かれています。釜上げうどんは一玉150円という安さ。 山越うどんで有名なのは通称「かまたま」と呼ばれる釜上げ卵うどんです。
でました!こちらが「かまたま」の大盛り300円です。さすが和のファーストフード&有名店だけあって店の回転が速いです。 そしてお味のほうは・・言わずもがなでうまいです。「かまたま」という食べ方は初めてだったので、家でも真似しよう〜!
店を出たら大行列になっていました。今日は土曜日ですからね〜。ひょっとしたら全国から 来ているかもしれないですね。
と、大満足で店を後にしたのはよかったのですが、それからすぐに突如チェーンが切れてしまいました。 あいにく携帯工具にチェーンカッターはついておらず、ピンはあったのでなんとか応急処置をしてとりあえず自転車屋へ向かって走っていたのですが、ついに走行不能に・・。 そんな時、近くに高松琴平電鉄の駅がありまして、輪行でスタート地点の琴平へ戻りました。琴平の商店街の自転車屋で修理してもらい、ようやく再スタートです。
やれやれ・・だいぶ時間と距離を無駄にしてしまいました。昼の2時間だか3時間しかやっていないという店をあきらめて、 ルートを組み直します。そして2軒目となったのはこちら、小縣家。こちらはセルフ式ではなく店員さんが席まで持ってきてくれます。しょうゆうどんが有名だそうですが、さらに有名なのは・・
でました!そう、こちらのお店は大根おろしがセルフ式となっています。しかもかなりデカイです。 シャカシャカシャカ・・とひたすらすり下ろし続けます。どうやらグループで来ると何人かに一つのようです。ちなみに写真のうどんは大盛りで550円です。
注文してから手元に来るまでより、手元に来てから食べるまでの時間の方が長いです。 トッピング完了!しょうゆうどんは一番好きな食べ方です。それももちろんうどんとしょうゆがうまいからこそ。カボス?もいい味出してます。 ちなみにもちろん大根は全部すりおろしていただきました〜
本場のうどんは楽しさがあっていいですね。何軒でもはしごしたくなります。
踏み切りを渡った所にあるこの看板、日本一有名な看板と称されているとかいないとか。
激坂を登ったところにあるこちらは山内うどん。こちらは「ひやあつ」というものが有名。
初心者は口コミに従うのが正しいあり方です。というわけでこちらが「ひやあつ」&ゲソ天です。 「ひやあつ」というのは「うどんが冷たくダシが熱い」状態だそうで、両方熱いと「あつあつ」になります。という風に、客の好みに作ってくれるようです。 「ひやあつ」はうどんの腰を損なうことなくダシの風味が引き立つ食べ方・・とかなんとかだそうですが、どうだったかすっかり忘れてしまいました。それより、ダシが鰹や昆布ではなく、魚系 のなにかの風味で特徴的でした。
琴平に戻り、腹ごなしに金刀比羅宮(ことひらぐう)へ行きます。なんでも、本宮まで785段、奥社まではさらに 583段登るらしいです。
結構人が多いです。有名なんですかね?
本宮のあるところまでやってきました。なかなかいい眺め。本宮の写真は撮り忘れました・・。しかし人が多くて 鬱○しい。。それほどではないのですが、四国へ来てこんなに人を見たのは初めてかもしれません。
奥社へ行こうか迷っていたのですが、結局人だかりから逃げるように奥社へ向かいます。 一気に人が少なくなりました♪・・しかし遠いですね・・写真のインパクトのある石段までくればもうすぐです。
ようやくたどり着いた奥社。これで悔いなく金刀比羅宮を去ることが出来ます。
先ほどより高くなったようなそうでもないような。
俗世界まで戻ってきました。金刀比羅宮は山にありながら海の神様だそうで、 巨大なプロペラ(スクリューじゃないの??)が奉納されています。知らなかったら何だこれ?って思いますよね。
帰り道。趣のある道ですが階段は下りが大変です。
では、うどん巡り再開です。金蔵寺というところにある長田in香の香。・・変な名前です。
このお店は釜上げうどんが有名だそうで。こちらもセルフ式ではないです。意外とセルフ式は 多くないんですかね??それはそうと、注文した釜揚げうどん大400円です。つゆは冷たいものと温かいものがテーブルに用意されています。ヌルッとしたやさしい食感。
うどん屋から13kmくらい走って、坂出駅に着きました。ここからサンライズ号で帰ります。 本日の走行距離は70kmでした。といっても発車は22時前なので、まだだいぶ時間があります。
坂出駅でお土産を買おうと思ったのですが、土産屋がなかったので、時間つぶし がてらちょっと電車で高松まで買いに来ました。そういえばここにもうどんの名店があったはず。
うどん巡りの最後を飾るのは、高松駅構内の「連絡船うどん」。瀬戸大橋が開通するまで運行していた 連絡船の船内にあったうどん屋の味を再現したものだそうです。ただの立ち食いうどんと侮ることなかれ、なかなかの美味です。
坂出に戻り、帰りの列車を待ちます。もちろん行きと同じのびのびシートです。さようなら四国、 つかの間の非日常をありがとう!!うどんうまかったよ!以後数日間うどんにはまるのでした。