〜1日目〜         









7年前と同じく、旅の始まりはサンライズから。最近西日本方面へはLCCを使うことが多くなってきましたが、やっぱり輪行するなら列車のほうが断然気軽です。 しかも寝台列車で向かうなんて、旅情もケタ違いです。スタートから旅のボルテージは最高潮へ。

サンライズ出雲の方は出雲大社の平成の大遷宮辺りから人気に火が付き、女子会列車ともいわれ特に金曜出発の下りは満席状態が続いているそうです。 車両の更新工事も実施されたことからしばらくは安泰の様子。一方サンライズ瀬戸の乗車率はイマイチ。我々も岡山までの乗車ですが、 もはや唯一となった定期夜行列車、乗って残そう!

7年前と同じく、ノビノビ座席です(笑)。今回は現地でも結構輪行移動するため、交通費だけで4万越えとなることからやむなくノビノビで妥協です。

Gさんとミニラウンジで軽く晩酌し、就寝。さて明日はどこで目が覚めるかな・・?

結局、ほとんど一睡もできませんでした(泣)。原因としては床が硬いのと、周りのイビキ、あと枕木方向に寝るためブレーキの衝動が気になる・・。 贅沢を覚えてしまったからか年のせいなのか、いずれにしても7年越しのノビノビ座席は苦い思い出となりました。

さて乗継割引の恩恵を受け、岡山からは広島まで新幹線で移動。先にとびしま海道へ行くため、呉線に乗車します。車両は去年から広島地区に導入されている新型の227系です。
広島への新車導入はJR化後初だとか

終点の広で乗り換え

三原行に乗り継ぎます 105系乗車は初めて

西日本は古い車両が残っていて面白いですね


そんな105系をくまなく観察する暇もなく、広から一つ目の仁方という駅で降ります。ここがとびしま海道の入口に最も近い駅。
9:15、輪行解除しいよいよ出発!

風は冷たいが日差しが温かい


とびしま海道の入り口となる安芸灘大橋。しまなみと違い有料区間はこの橋だけであとは一般道となります。歩道を通行する場合自転車は無料です。
歩行者はいないし車道は狭いので歩道が推奨

早くもいい景色


最初の島となる下蒲刈島に上陸。とびしま海道とは広島県呉市から7つの橋で島々を渡り愛媛県今治市までを結ぶ観光ルート。まだしまなみ海道ほど有名ではなく、終端の 岡村島からは渡船でしか抜けることができないことから交通量も極めて少なく、穴場的なサイクリングスポットとなっています。
中心部は石畳の道となっています

下蒲刈島はかすめるだけですぐに次の橋



蒲刈大橋はトラス橋

島と島は近接していますね



上蒲刈島へ渡ってすぐに小さな道の駅みたいな建物が

早速上着を脱ぎます


下るとしばらくは海岸沿いの道が続きます。素晴らしい快適ツーリングです。ツーリングマップルで好景観道路に指定されていないのは取材不足かな?


逆光なので写真を撮るには逆向きの方が良い

砕石積み出し用のベルトコンベアー



何か所かあります

グリーンシーズンも気持ちよさそう



海岸線をショートカットする緩やかな上り

意外と岩山なんですかね



内陸部を突っ切るトンネル

トンネルを抜けるとすぐに橋



穏やかな瀬戸内の風景

時の流れまでもゆったりしているかのよう



田舎暮らしに憧れますね

絶景の連続



豊島に入ります

先ほどの豊島大橋



本州の街並みが見渡せます

豊島はずっと海岸線沿いの道



お年寄りがひなたぼっこしていました

立派なトラス橋の豊浜大橋



やはり漁業が盛んなのかな

大崎下島は海道一大きな島



走ってきた豊島

一周道路の北側を通ります



短いトンネル 道のりはずっと平坦

堤防が低いのは瀬戸内ならでは?



この先の御手洗地区の景観が良いらしいので寄り道

急にタイムスリップしたみたい


御手洗地区は江戸時代に風や潮の様子を待つ中継貿易港として栄え、その面影を残す建物が多く現存していることから国の重要伝統的建造物群保存地区に 指定されています。

現代的な建物など入れる隙間もないほど、小さな港町に趣ある建物がひしめき合うように立ち並んでいます。観光客の姿もちらほら。

11:15     37km
あなごめしの専門店があったので昼食に入ってみることにします。

店先で売っていたみかん。この量でなんと100円です。しかも甘くてすごくおいしい!お土産にもっと買っていきたい・・けどまだまだ旅は続くので泣く泣く断念。

こちらが唯一の食事メニューのあなごめし。他はドリンクしかありません。煮穴子かと思いきや焼穴子で香ばしくおいしゅうございました。

キャパシティ的には多くの観光客を呼べるというほどではないですが、見るべき価値は十分にあります。


戻って、先ほどの橋へ

連続して橋を渡ります



小さな島は横断

さすがにこの辺の小島は無人島かな?



さっきと瓜二つな橋

最後の岡村島は愛媛県になります



今度は南側を走行

岡村港を目指します


12:05     48km
橋で繋がるとびしま海道はここまで。海岸線をトレースするシーサイドコースと瀬戸内の多島美を満喫できる素晴らしいロケーションで大満足のツーリングでした。 そして上蒲刈島と橋のアプローチ以外はアップダウンもなく走りやすいというのが、現役を退いた身としては嬉しいw
さてここから渡船で大三島へ渡ります。大三島といえばしまなみ海道の一つ。実はこの航路は数年前に開設されたばかりで、とびしま海道と しまなみ海道を結ぶ航路の誕生で今後とびしま海道のサイクリストの人気も上昇していくこと間違いなしです。

12:30に出航。しばし休息がてらの船旅です。運賃は410円+自転車140円でした。なお自転車はそのまま載せることができます。

およそ30分で大三島宗方港に到着。当初乗客は5人だけでしたが小さな島に寄って15人位になっていました。船はこの後今治まで向かいます。

宗方港は島のはずれにあり周囲には何もありません。しまなみ海道の基本ルートからも外れており、この辺りを走るのは初めて。


外周を北上します アップダウンあり

走りごたえのあるルート



海沿いを行くこともあれば・・

山中を上り下りすることも



少し内陸に入り、道の駅で休憩

塩レモンソフト 甘さ控えめでおいしい



温暖少雨の瀬戸内は柑橘栽培もサイクリングにも最適

さらに北上


14:25     62km
大三島盛港に到着〜。ここからフェリーで今回の旅のもう一つのメイン、大久野島へ渡ります。大久野島へは広島三原側の忠海からのフェリーがメジャールートですが、 こちらから渡ることもできます。私の希望で大久野島観光を追加してもらいましたが、岡村港から大三島へ渡る航路は非常に今回の旅に好都合でした。ルートを考えてくれたGさんにも感謝です。

14:40に出航。宿も大久野島なので、実質今日のツーリングはここまで。


15分の船旅

いよいよ大久野島


早速ウサギ達がお出迎え!フェリーのりば前から既にたくさんウロウロしています。

大久野島はかつて陸軍の毒ガス工場が置かれ、地図からも消された秘密の島でした。戦後に無毒化され無人島となっていたところにウサギが放たれ、それが自然繁殖し現在ではウサギの島として国内外から 人を集める観光スポットに生まれ変わりました。私も某サイトで知ってからはずっと行ってみたいと思っていたので、念願の来訪です。


島内に民家はなく、一般車の乗り入れは禁止

餌の気配がするとやってきます



バックを開けようとしただけでワラワラ寄ってきますw

餌は予め用意してきましょう



キャベツ半玉持ってきましたが全然足らないですね

そんな目で見られても〜


本日の宿、休暇村大久野島です。大久野島にはこの休暇村とビジターセンター、毒ガス資料館しかありません。


荷物を置いてから、島内一周します

島内のウサギは700羽以上といわれています


島の裏側には毒ガス島時代の遺構がいくつか残されており、島の暗い過去を今に伝えています。写真は毒ガス貯蔵庫跡。


内部が煤焦げているのは焼却処分の跡

砲台跡は明治時代のもの



レンガ造りの火薬庫

爆発時に備え屋根は簡易に作られたため壁だけが残る



発電所跡

筒抜けの建屋



ウサギはそこかしこに

歩いても一周できます



ウサギ達の楽園にお邪魔させてもらってます

夕日をバックに撮りたいが難しい



落ち着けw

餌に気を取られているうちに



押しのけるなw

そろそろ我々にも餌を〜











〜2日目へ〜